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夢見る少女はいつまでも、その場所にはいられない

しいの、もとい、椎乃みやこです。

「花喰い娘と夢を喰う魔物」完結しました。

この物語に時間を費やしたのは、約一年半、あるいは二年ぐらいの期間でしょうか。
長くとも短くも感じられます。

当初はオムニバス形式で短いお話が連なる予定でしたが、プロットを起こし、徐々に書き進めていくうちにひとつの輪のようなお話になっていました。
突発的に書いた第一話の「花喰い娘」が、ここまで広がると予想していなかったです。

書いているうちは不安になるもので、なかなか見えない終わりに本当に大丈夫なのだと焦ることもありました。登場人物の考えていることがわからず、これで進めていいのかと、更新するたびに次こそはもっと上手くやろうと思いながら書いていました。

それでも、こうして書き終えることができました。
恥ずかしながらシリーズ物を完結させるのは、花喰いが初めてです。
今まで掌編や短編ばかり書いていました。何度か長編に挑戦したことはありましたが、どうしてもしっくりせず、進めらなかったり、断念した経験もあります。
ファンタジー小説を書いておきながら、自分はファンタジーを書くのが苦手ではないかと思ったこともありました。彼女と彼らの息を感じられなくて、ぐるぐると迷う気分です。

改めてシリーズ物を書いて、自分の文章能力やプロット能力の問題点を見つけつつ、後押ししてくださった方、最後まで読んでくださった方々に感謝致します。

本当にありがとうございました。
花喰い娘の言葉を借りるならば、この物語に付き合ってくださって感謝致します。

夢はいつまでも見続けることはできないですが、彼女と彼らは目を覚ましたあとも生きていくのでしょう。きっとそれが物語のように綺麗に纏まるわけもなく、どうしようもないくらいの出来事に直面することもあるのでしょう。振り返って過去に浸りたい気分にかられるかも知れません。逃げ出したくなるかも知れません。

けれど、きっと、大丈夫。

お話の枠から飛び出して、自分の足で固めていく決意ができたのなら、私がもう彼女たちを追いかける必要はありません。行ってこいと背中を叩いて見送れられます。


彼女たちについて何かお話しようかと思いましたが、これはこれでひとつのおしまい。
無駄口を叩くのはなしにします(もっとも、ついったーで突発的に話す可能性もありますが)

さようならと、ありがとうの感謝を込めて。
この物語に幕を閉じます。


尚、冊子化やボイスドラマを模索しております。
進行状況はブログでお知らせしますので、そちらでも楽しんで頂ければ嬉しいです。


それではまた、別の物語でお会い致しましょう。
ありがとうございました。



2013.06.01 椎乃みやこ


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  • Posted by 椎乃みやこ